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外壁塗装の必要性と最適な塗り替え時期

雨風や紫外線から住宅を守ってくれる外壁塗装。その必要性について解説しています。また、塗り替えの時期も調査。これから家を建てようと思っている人や、リフォームを考えている人は必見の内容です。ぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装の必要性って?

外壁塗装は住宅を保護するために重要な役割を担っています。見た目にはわからなくても、外壁塗装をしていないと内側から建物の劣化を招く原因となるのです。

目に見えないところで劣化が進む

住宅の外壁塗装をしていないと、雨漏りや外壁損壊などを早める原因になります。それは、外壁塗装が雨風から建物を守っているからです。目に見えていない箇所を保護するためには、外壁塗装を施さなければなりません。また、塗り替えの時期は10年単位と言われています。建築時にしっかり外壁塗装をし、定期的なメンテナンスを行なうことで、目に見えない建物の劣化を防ぐことできるのです。

外壁塗装の最大のメリットは「防水」

外壁塗装のもっとも重要な役割は、防水機能です。日本は世界的に見ても湿度が高く、雨や雪も降ります。それらの影響から建物を守るのに重要な役割を果たしているのが、外壁塗装。地域によって天候に差はありますが、もっとも降水量の少ない地域でも年間80日は雨なのです。外壁塗装を施すことで防水効果を得られ、さらに断熱効果にも期待できます。建物をあらゆるダメージから守ってくれるのが、外壁塗装だと言えるでしょう。

節約のつもりが大きな出費に

家を建てるときに外壁塗装を節約のためにカットしてしまうと、あとになって大きな出費に繋がる可能性があります。外壁塗装をするにはそれなりの予算が必要です。工事全体の費用として100万円以上かかることもあるので、費用だけで見ると高いかもしれません。ですが、外壁塗装をしないと雨が外壁から侵入し、建物内部を劣化させます。そうなってしまうと、修繕費は100万円では済まない場合も。最悪の場合、建て替えになってしまうこともあるのです。「あのとき、外壁塗装をしていれば…」と思っても後の祭り。そうならないために、外壁塗装をしっかりと行ないましょう。

外壁塗装の塗り替え時期は10年が目安

外壁塗装の塗り替えは10年を目安に行ないましょう。なぜなら、月日と共に劣化しているところが必ずあるからです。

外壁塗装の塗り替え時期について

建物の外壁塗装を塗り替える時期としての目安は、10年とされています。常に紫外線や雨風、ホコリなどの自然環境からのダメージに晒されている外壁塗装。築10年も経てば劣化が進んでいる可能性があります。

塗り替えに適した季節とは

外壁塗装の塗り替えに適している時期があります。一番避けたい時期は、6~7月の梅雨時期です。塗料は塗った後に乾かす必要があり、乾く前に雨が降ってしまうと、塗料がすべて流れしまい外壁塗装がなくなってしまいます。塗料を塗った後は必ず、完全に乾燥するまでの時間を確保する必要があるのです。そうすることで、塗料が乾いてできる塗膜(とまく)が形成されて、紫外線や雨風などの自然環境から守ってくれる防御壁となります。

部位や素材ごとに塗り替え年数が変わる

外壁塗装は、部位や素材ごとに塗り替えの年数が変わってきます。同じ建物であっても、方角によって日差しが違うため、劣化の進行具合が異なるからです。また、風通しや湿度が高くなりやすい場所などの環境も影響します。塗り替えの目安を表にまとめたので、参考にしてみてください。

外壁 吹き付け 6~10年
サイディング(セメント質と繊維質を原料とした素材) 10年
ALC(珪石、セメント、生石灰、石膏、アルミニウム粉末を原料とした素材) 10年
屋根 カラートタン(亜鉛めっき鋼板) 5~8年
ストレート(粘土板岩を原料とした素材) 10年
木部分 3年
鉄部分 3年

外壁塗装のタイミングは劣化の症状で分かる

外壁塗装の塗り替えのタイミングは劣化の進み具合で判断できます。ここでは、築年数による劣化の症状を調べていますので、参考にしてみてください。

1. 塗装のツヤがなくなり、色が変色してくる(築8~10年)

外壁塗装が変色しツヤがなくなるっていると、塗装としての機能がなくなりかけています。このまま放置してしまうと劣化の症状が進行します。特に、初期不良や耐久年数の低い塗料の場合は、劣化の進み具合も早いです。

2. 外壁に触ると白い粉が付くチョーキング現象が起こる(築8~10年)

外壁塗料の耐久度がなくなることで、塗料が粉状になります。この状態になると紫外線や雨水を防げません。放置するとひび割れや劣化の原因となってしまいます。

3.藻やコケ、カビなどが外壁塗装に発生する(築5~10年)

汚れや雨水が外壁塗装に溜まることで、藻やコケ、カビが発生してしまいます。放っておくと繁殖し、外壁塗装に根を張って増えていくので、劣化が進みます。劣化を防ぐには、定期的な洗浄が必要です。

4.外壁塗装やコーキングの劣化によるひび割れ(築8~13年)

紫外線や雨風などの自然環境からのダメージが直接入り込んできて、ひび割れの原因になります。外壁塗装の効果が完全に消えてしまっている状態です。症状は、髪の毛のような細いひび割れ(ヘアークラック)から、目に見えてわかる太いひび割れ(構造クラック)までさまざま。どちらにしても、建物に重大なダメージを与えるため、早めのメンテナンスが必要になります。

5.外壁塗装の「剥がれ」「めくれ」が起きている(築10年~)

外壁の塗装に「剥がれ」「めくれ」が起こってしまうと、建物内部は直接ダメージを受けてしまいます。そのまま放置すると、建物に深刻なダメージを与えてしまい、メンテナンス費用では済まない状況になりかねません。できるだけ早めに外壁塗装を塗り直す必要があります。外壁塗装業者に点検してもらい、適切な診断をしてもらいましょう。

セルフチェックをしよう

家を守るために、外壁塗装のセルフチェックを行ないましょう。塗装の塗り替えが必要かどうかは、プロの診断士に任せるのが一番ですが、自分自身でもチェックできます。大切な建物を守るために、確認してみると良いでしょう。チェックリストで、当てはまる項目がないかを確認してみてください。

セルフチェックポイント

  • 外壁塗装にツヤがなくなっている
  • 外壁を触ると白い粉が付く
  • 藻やコケ、カビが発生している
  • 外壁塗装やコーキングにひび割れがある
  • 外壁のつなぎ目のコーキングを指で押すとヘコんだままになる
  • 外壁塗装が剥がれてきているor膨れてきている
  • 壁が反ってきている
  • 鉄の部分にサビが発生している
  • 木部(破風板)の塗装剥がれや傷みがある

上記のチェックリストで該当する項目があった場合は、できるだけ早く対処することをおすすめします。自分自身でメンテナンス可能なところであれば、補修しましょう。また、セルフチェックに自信がない場合は、プロの診断士に外壁の診断をしてもらうという手もあります。放置してしまうと被害が大きくなり、余計な出費につながる恐れも。早い段階で対処することが、大切なマイホームを守ることに繋がるのです。

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