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外壁のサイディングとは

外壁材のなかでも最もポピュラーなサイディングについて、メリット・デメリットや種類別の特徴をまとめました。

サイディング外壁材のメリット・デメリット

今、一般的な戸建て住宅で最も多く用いられているサイディング。一口にサイディングと言ってもさまざまな種類がありますが、なかでも主流なのは窯業系サイディングです。

サイディングの性質は種類によって異なるため、窯業系サイディングを例に挙げてメリット・デメリットをご紹介しましょう。

窯業系サイディングのメリット

  • 優れた耐火性・耐久性を持っている
  • 工場生産なので一定のクオリティが保たれている
  • タイル、石張り、木目など、デザインの種類が豊富
  • 施工しやすい(失敗が起こりにくい)

モルタルの場合は、年数が経つとヒビ割れが起こりやすくなりますが、窯業サイディングの場合はヒビ割れが起こらないという点が最大の特長です。

窯業系サイディングのデメリット

  • 熱を吸収しやすい
  • 塗膜がはがれると水を吸収してしまう
  • シーリングも劣化する

窯業サイディングは熱を吸収しやすい性質があるため、真夏には表面温度が60度以上になることもあります。また、施工後、5年以降くらいで防水性能が落ちてきたり、艶がなくなる・色あせが生じるなどの見た目の変化も起こりやすくなったりします。

サイディングの種類とそれぞれのメンテナンス目安

では、サイディングにはどのような種類があるのでしょうか。ひとつずつ、性質やメンテナンス目安が異なるのでご紹介したいと思います。

窯業系サイディング
性質 セメントと繊維がおもな原料で厚みがある方が高級に見えますが、価格もその分上がります。
メンテナンス目安 7~13年。
コーキング材の劣化状況を定期的に確認し、ヒビ割れ、シーリングの劣化、ボードの反りが起きたら補修が必要です。
金属系サイディング
性質 鉄やステンレス、アルミニウムなどの金属板に断熱材を裏打ちしたもの。
メンテナンス目安 10~15年。
コーキング材の劣化状況を定期的に確認し、サビやヒビ割れ、褐色が生じたら補修が必要です。
木質系サイディング
性質 天然木に塗装を施したタイプ。木材の片を接着剤に混ぜて成型したボードなど、いくつかの製法があります。
メンテナンス目安 10年前後。
手で触った時に白い粉がつく、亀裂、塗装の退色などが発生したら塗り替えのサインです。
樹脂系サイディング
性質 塩化ビニル樹脂が主な原料。劣化や退色がほとんどないので汚れを落とすことや、破損部分の取り替えがメンテナンスのメインとなります。
メンテナンス目安 10~20年。
コーキング材の劣化状況を定期的に確認し、ヒビ割れが起きたら補修が必要です。
セラミック系サイディング
性質 無機質素材(タイルや石材など)を、下地パネルにはりつけたサイディングのこと。
メンテナンス目安 コーキング材の劣化状況を定期的に確認し、ヒビ割れが起きたら補修が必要です。
ALC系
性質 石灰質減量と珪酸質原料に発泡剤などを混ぜて形成する軽量気泡コンクリートパネル。
メンテナンス目安 コーキング材の劣化状況を定期的に確認し、ヒビ割れが起きたら補修が必要です。
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