外壁塗装の適正価格とは

外壁塗装で損をしないために!工事の適正価格の計算方法や工程別の価格例をまとめました。

そもそも適正価格とは?

外壁塗装を含め、リフォーム業者やハウスメーカーのホームページを見ると「適性価格だから安心」といったキャッチコピーを見かけます。でも、よく考えると何を基準に「適性」と謳っているのか少し疑問が生じませんか?

適性価格とは、「市場価格(相場)である」という面と、「原価と利益のバランスが適正である」という面と、2つの意味合いを持っています。

例えば、A社とB社が同じ工事金額で100万円だったとしましょう。

  • A社→原価(塗料や人件費など)20万円+利益80万円=100万円
  • B社→原価(塗料や人件費など)70万円+利益30万円=100万円

少し極端な例ですが、このような場合だと、A社は工事全体の費用から見てあまりにも原価が安すぎるため、適性価格とは言えません。

この場合、原価が安い=人件費が安い可能性があるため、まだ経験の浅い職人が来たり、手抜き工事をされたりというトラブルが予想されます。このように工事の総額だけで業者を比較し、選定するのは危険なのです。

なかには低価格かつ高品質の工事を実現している会社も

工事費用があまりにも安いと不安に思ってしまうものですが、実は、脅威の価格なのに高品質の工事を提供している会社もあります。

低価格・高品質を実現できる背景としては、会社の規模が大きいことや、受注数が多いなどが挙げられます。受注数が多いので塗料を安く大量に仕入れることができるからです。

ほかにも、中間マージンを一切排除している、自社施工のワンストップ工程で費用を削減する、自社設備の足場材を使うといった工夫を凝らすことにより、相場よりもはるかに安い価格を実現している塗装店もあります。

いずれにしても、外壁工事は会社によって金額にはかなりの幅があるという認識を持つことが大切です。少なくとも2、3社から業者を比較し適性価格かつ質の高い工事を提供してくれる会社を選びましょう。

以下に豊富な実績を持ち、コストダウンの工夫も徹底している外壁塗装業者の一例を紹介します。

ハートペイント

ハートペイントのHP画像 創業27年以上、施工実績32,000棟と、バツグンの実績を誇る塗装専門業者。塗料の大量一括購入や、中間マージンを一切排除した自社施工などにより、高品質・低コストを実現。

ハートペイントについて詳しく>>

オンテックス

オンテックスのHP画像 東京のほか、関西にも複数のショールームを展開。技能士を育成するためのテクニカルスクールを設立しているほか、独自の研究開発体制を持つことで、適正価格・高品質を追求。

オンテックスについて詳しく>>

外壁塗装の価格はこうして決まる!

実際、見積書を見た時に「工事内容に対して価格が適正なのか」を判断するのは正直難しいところです。ただ、外壁塗装の価格がどのように決まるかを知っておくことで、「A社は塗料が高いけど、どうしてだろう?」「B社には足場の費用が入っていないけどなぜ?」といった比較が自分でできるようになってきます。

外壁塗装の価格について最低限の知識として覚えておきたいのが、工事費用を左右する4つのポイント。外壁塗装は、「1.塗料のランク」、「2.施工面積」、「3.塗料の量」、「4.足場設置や養生などの諸費用」によって価格が決まってきます。

1.塗料のランク

使う塗料の種類によって価格は大きく変動します。参考までに塗料別の施工単価(1平方メートルあたり)をご紹介しましょう。

  • シリコン:1,800~2,700円
  • フッ素:2,700~4,800円
  • 光触媒:2,500~5,000円
  • 遮断熱:2,200~3,800円

注意!

塗料の種類は、外壁とその他の部分(屋根や雨どいなど)は、すべて同じ塗料を使うのが鉄則です。しかし、なかには、外壁はシリコン塗料を使い、雨どいにはウレタン系塗料を使うというやり方で見積もりを出す業者がいます。

シリコン塗料よりも安価なウレタン塗料を使うことで価格を下げることはできますが、ランクが低い塗料を使った場所から劣化が生じてきます。そうなったとしても、外壁はまだメンテナンスが必要ないので、外壁以外のためだけに足場をかけてまで補修するという選択は取りません。

つまり、劣化した部分には手を施すことができないのです。外壁塗装は、すべて同じランクの塗料を使ってもらうようにしましょう。

2.塗装面積

費用は外壁の面積(塗装面積)に応じて算出します。当然ですが、外壁の面積の大きいほど費用も高くなります。

塗装面積の大まかな求め方は、以下の通りです。

  • 外壁面積=延床面積×3.3×1.2

業者によって算出の仕方は異なるため金額の違いが生じますが、あまりにもかけ離れた面積を出している業者は注意しましょう。

また、足場の面積が外壁の面積と同じになることはあり得ません。養生や足場などすべて同じ面積で見積もりを出すような適当な業者は避けるようにしましょう。

3.塗料の量

塗装面積の広さだけでなく、塗布する壁面の素材にも左右されます。でこぼこした素材の壁はフラットな素材の外壁に比べて、3倍近くの塗料が必要になる場合があります。

4.足場や養生などの諸費用

足場、養生、高圧洗浄、下塗り、さび止め、シーリングなどの工程別に費用がかかります。壁の劣化がひどく、補修がたくさん必要な場合はその分費用が追加されます。

足場と養生、高圧洗浄の費用相場目安は以下の通りです。

  • 足場の費用(1㎡あたり):900~1,000円
  • 養生、高圧洗浄:160,000円程度

外壁塗装の適正価格の算出方法

おおよその目安になりますが、30坪の建物の外壁塗装の相場は次のような計算で求められます。

30坪・外壁150平方メートルに、シリコン塗料を使った場合

  • 外壁:270,000~405,000円
  • 屋根:176,000~224,000円
  • 足場:162,000円
  • その他:162,000円
  • 合計:859,000円

もちろん、業者により差はありますが、おおよそ80~100万円程度が相場です。

見積もりが極端に安い場合は、抜けている工程や追加料金が発生する可能性がないかを、高すぎる場合はその理由を業者に確認しましょう。

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